2021.02.25 08:44小説の書き方(16) 物語の終わり方どうもみなさん。武岡です。今回は物語の締めくくり、「終章」を語っていきとうございまする。終わり良ければ総て良し……とまではいきませんが、物語を締める大事なシーンでございます。なればこそ、極力鮮烈に、かつ印象的に幕引きしたいところ。それではGO!・「次」を想起させよういきなり何言ってんだこいつ、と思われそうなこのタイトル。終わるんだから次はないだろ、という声が聞こえてきます。次、と言っても必ずしも「...
2021.02.24 11:22小説の書き方(15) セリフ回し皆さんお久しぶりです。武岡です。本日は台詞について言及して行こうかと思います。皆さん、セリフはどんなことを考えて書いていますか?これもなかなかセンスを問われる部門です……。・セリフは「テンポ」!セリフ回しで一番大事になるのはテンポです。実際の会話を聞いてみると、案外文法を無視して喋っていることは多いように見受けられます。例えば、こんなシーンはどうでしょうか。「おーい、コンロの火がつけっぱなしだぞ」...
2021.02.13 12:21小説の書き方(14) 人物の関係皆さま、一日あいてしまい申し訳ございません。武岡瑞樹、ここに帰還いたしました。今回は物語の軸となる「人物の関係」の表現について触れていこうと思います。色々ありますね。友情、恋愛などプラスの関係から敵対、嫌悪、嫉妬など暗い関係まで、さまざまです。これらを表現するときはどんなことに気を付けるのか?みんなで見ていきましょう。・関係性の移ろいを魅せよう関係性というものは、一つにかっちりと固定されているもの...
2021.02.11 10:33小説の書き方(13) 「言った」構文皆さまどうも。武岡です。「○○は(が)言った」という文をよく目にするかと思います。乱用はもちろん×ですが、変に避けようとするのもまた困難なことです。なぜなら圧倒的にわかりやすいから……!今回はそんな「言った」構文を見て行こうと思います。イクゾー!・「言った」構文の使い方見てわかることとは思いますが、セリフの後に発言者の名前を添えて使います。この構文、なるべく書かないようにしようとする方は多いらしい...
2021.02.10 09:09小説の書き方(12) タイトルどもども、武岡です。本日の献立はそのものずばり「タイトル」となっております。なかなか難しいですよね、タイトル。これだ!というぴったりはまるアイデアが出てこないと決まらないものです。どんな言葉を参考にしたらいいんだろう、とお悩みのあなた。ぜひこの記事を参考にしてみてください。・お話の「シンボル」をつけよう必死に書いて推敲も重ねに重ねた大事な一作。その看板を立てるのです。その時最も有効な手法はというと...
2021.02.09 09:12小説の書き方(11) 推敲皆さまおはこんばんちわ。武岡です。皆さん、自分の文章を編み上げた後、きちんと読み返していますか?顔から火が出るほど恥ずかしい!と毎度思いながらも、私も本文を読み返して誤字脱字やセリフ回しなど確認しております。(それでもあらが見つかるんだから本当に難しい……)ではそんな推敲、お前は何してるんだよ!という疑問を持たれたそこのあなた。いらっしゃいませ、どうぞ下記をご覧ください……。・辞書は友達皆さん、国...
2021.02.08 12:30小説の書き方(10) 序章について皆さまどうも。無事に連載10回目を迎えた武岡です。今回は原点に返り、文字通りお話の初め、「序章」について語りとうございます……。序章は本を手に取って最初にその本の印象を決める重要ポイントなのであります。なので、手抜かりなく準備すべきポイントの一つであります。(他を手抜きしろということじゃあありませんよ!)大事なファーストインプレッション。まずは最初の山場です!・序章とは?物語は第一章から始まるんで...
2021.02.07 08:34小説の書き方(9) 舞台らしさこんにちは! 毎度武岡で~す。今回は以前にも少し語った「物語の舞台らしさ」についてぼそぼそと呟こうかな、と思います。歴史物やファンタジーなど、現代日本から遠ざかるほどにこれが重要性を増してきますので、逃げずに頑張りましょう(笑)・時代の違いによる「らしさ」これは以前もお話させていただいたかとは思いますが、初めてこのブログにいらっしゃった方もいるかもしれませんので軽くおさらいしていきましょう。歴史物...
2021.02.06 09:13小説の書き方(8) キャラクター②こんにちは。いつもの武岡です。このシリーズの第5回目でキャラクターの作り方について自論を語らせていただきました。本日は組み上げたキャラクターをいかに物語の中で動かすか、に焦点を当てていきとうございます……。・キャラクターを動かそう物語はキャラクターの動き、それによって引き出される反応の連続でできていると言っても過言ではありません。そんな時、どうキャラクターの手足を動かすのか。答えは簡単。「そのキャ...
2021.02.05 10:38小説の書き方(7) 視点についてこんにちは、武岡です。今回は小説を書くにあたって、誰の視点で物語を紡ぐか、という点についてそれぞれの特徴を踏まえながら見て行こうと思います。よく見るのは「主人公の一人称」と「神の視点」ですね。それぞれ分けて解説いたしますので、貴方の作風にぴったり合う視点を探しましょう。・主人公の一人称主人公の視点で物語が展開する形式です。この視点のメリットは「視点を一人に絞ることでその人の深掘りがしやすい」点です...
2021.02.04 10:18小説の書き方(6) 物語の進め方皆さんどうも、毎度武岡です。小説の書き方ハウツー本を漁っていると必ずと言っていいほど触れられる「物語の構成」。これに躓くことはありませんか?「起承転結? 序破急? どれが良いんだよ!」そう思う方は少なくないと思います。そこで今回は物語の進め方について触れて行こうと思います……。・どこから考えたらいいの?まずぶち当たる壁はこれでしょう。物語のどこから考えだしたらいいのかわからない。これを解決する一つ...
2021.02.03 10:22小説の書き方(5) キャラクターどもども、武岡です。字書きが一度は手を止める要因その一。登場人物。「どんなに設定を練ってもありきたりな人物になってしまう!」「奇抜なキャラが書けない!」誰しもが通る道であります。しかしながら、キャラの作り方というのは本当に奥が深くて、一概にこれと語れないのが現状です。そんな状態で一体何をどう考えればいいのか?という点を自己流に語っていきたい所存でございます……。・そもそも「魅力的なキャラクター」っ...