小説の書き方(11) 推敲

皆さまおはこんばんちわ。武岡です。

皆さん、自分の文章を編み上げた後、きちんと読み返していますか?

顔から火が出るほど恥ずかしい!と毎度思いながらも、私も本文を読み返して誤字脱字やセリフ回しなど確認しております。(それでもあらが見つかるんだから本当に難しい……)

ではそんな推敲、お前は何してるんだよ!という疑問を持たれたそこのあなた。いらっしゃいませ、どうぞ下記をご覧ください……。


・辞書は友達

皆さん、国語辞典、持ってますか?

電子でも紙でもいいので、一つ手元に用意しておきましょう。私は電子のものを使っています。(検索が便利なので。)なぜかと言うと、ほぼ確実に「意味を取り違えて覚えている語句」が見つかるからです。「○○って意味だと思ってたら全然違った!」「この漢字を使うと覚えてたのに別の字だった!」という事故がほぼ100%起こります。ですので、「ん?」と思う語句はどんどん調べてください。特に時代物など言い回しが特殊な作品はマジで調べてください。本当に見つかるから!正反対の意味と勘違いしてる時もあるから!

推敲を始めようと机に向かったあなた。まずは辞書を開きましょう……。


・何度も読もう!

「推敲って、とりあえず通しで読んどけばいいんじゃね?違和感なんてあれば一発で見つかるでしょ」

この慢心こそ最大の敵。何度読んでいても誤字脱字をスルーしていたり、矛盾するセリフがあったり。人ってそういう生き物です。永遠に見落としに気が付かないパターンもよくあります。解決方法は、ただひたすらに集中して読むことです。できれば音読をお勧めします。音読は黙読するより音を丁寧に拾うので、違和感に気が付きやすい、というのが自論です。一度や二度読んだくらいでは気が付かない細かなミスに10回目で気が付くこともあります。それでも気が付けないものだって……。校正さんって偉大ですね。なるべくミスをしないほうが得に決まっているのですから、最後の仕上げは入念に。


・他人に読んでもらおう!

恥ずかしいですね。ですが、読者の感想は貴重です。

よかったところも聞きつつ、難点もついでに聞いてみましょう。案外自分では気が付かなかった弱点にふと気が付くときがあります。

ただ、誰でもいいかというとそういうわけでもなく、身近に読書好きな人がいないとなかなか得られないものでもあります。困ったときは、小説は絶対読めない人以外の誰かにそれとなく聞いてみるとか、SNSや投稿サイトなどを利用して感想を集めてみるのも手かもしれません。


・まとめ

というわけで、私が実践している推敲方法、いかがでしたでしょうか?

自分はこれやってるよ!という方もいらっしゃれば、これはやってなかったな……と思われる方もいらっしゃるでしょう。せっかくの渾身の作品。もったいないミスで評価を落とさないように、頑張って、恥ずかしさを乗り越え、その先に行きましょう。

それでは、また。

武岡瑞樹のひとりごと

一次創作の小説書きのつぶやき。

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